古市憲寿氏 森会長発言から考察「本当にこの話を解決しようとするなら」

[ 2021年2月10日 09:49 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(35)が10日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言について言及した。

 小倉智昭キャスターが「最も五輪をやりたい方のおひとりが森会長だったと思うんですよ。その森さんがいることによって五輪の開催が危ぶまれることになりかねないっていう、(元JOC参事・春日良一氏の)この発言、そこまでまでのことなんですね」と話すと、古市氏は「だとしたら、もうやめるのが1番で、五輪の成功にはいいんでしょうけど、ひとつ疑問に思うのは企業とか与党の政治家からもこの森発言を疑問視する声が出てきたっていうのはすごくいいことだと思うんですけど、一方で足元がどうなっているかって言うと、日本って企業の役員にしても政治家にしても女性の割合がすごい少ないわけですよね」と言い、「だからこういう発言がどうしても繰り返されちゃうわけで、本当にこの話を解決しようとするなら企業の役員や女性政治家の割合を4割以上を片方の性にしないとこの問題は変わらないと思うんですね。だからそういうことの引き金になればいいなとは思いますね」と自身の考えを述べた。

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2021年2月10日のニュース