倉持仁院長 新型コロナ専用病棟建設決断のワケ「少しでも我々ができることを今のうちに」

[ 2021年2月10日 11:22 ]

TBS社屋
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 インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が10日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。新型コロナウイルスの第4波に備えて新型コロナ専用病棟の建設を決断した理由について話した。

 新型コロナ専用病棟は、宇都宮市内の院内の子どもたちが遊ぶスペースや畑、駐車場があった場所で今月5日に建設が開始された。軽症・中等症患者が入院できる個室の病棟10棟のほか、ナースステーション、当直室も建設予定。倉持氏は、新型コロナウイルスに感染した患者を次々と診断するも、入院できないという状況で「外来レベルでも目の前の患者さんが死んじゃうのかなというような体験を何度もした」とし「春を迎えて移動がある時期に合わせて4月とか5月とかに第4波で増える恐れがある」という。

 そして、「今回、患者さんにご不便をおかけしてしまった。やはり入院できないってことはあってはならないことですから少しでも我々ができることを今のうちに。(第4波が)来なきゃ1番いいと思う。来たら同じこと、同じ失敗を繰り返さないようにしたいなと思っています」と建設理由を話した。

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2021年2月10日のニュース