【紅白リハ】純烈 コロナでスーパー銭湯奪われても紅白…後上翔太「僕らもお風呂入れてないんですよ」

[ 2020年12月29日 11:42 ]

「第71回NHK紅白歌合戦」リハーサルで取材に応じた純烈(左から)酒井一圭、白川裕二郎、後上翔太、小田井涼平
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 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールなどで始まった。4人組歌謡グループ「純烈」は「愛をください~Don’t you cry~」を歌い、本番への感触をつかんだ。

 今年が3年連続3度目の出場で、グループ結成以来の目標を今年も叶えた。リーダー酒井一圭(45)はリハーサル後の囲み取材で「どうも、『Snow Man』です」とひとボケかましながらも、「今回コロナで1回も会えなかったのに、その人たちのおかげでここに立てているので、一生懸命頑張りたい」と、ファンへの感謝、決意を語った。

 コロナ禍で人々の生活様式も様変わりした1年。「純烈」の活動にも大きな影響があった。“主戦場”のスーパー銭湯、健康センターでのステージが行えない、苦しい日々が続いた。酒井は「デビューした相模健康センターが閉店になって、ふるさとがなくなるというか」と、来年1月で閉店する思い出の地への寂しさを募らせた。「(スーパー銭湯などで)1回もできていないので、来年もはっきり決まってないんですよ。全国の方にももう少し踏ん張ってもらって…」とエールを送った。

 寂しさを抱えながらも、後上翔太(34)が「僕らもお風呂入れてないんですよ」と話すと、白川裕二郎(44)が「白川も汚いですよ」と続き、いつもの純烈らしいムードで笑わせていた。

 白川は11月に左肩腱板(けんばん)断裂の手術を受けたばかりで、「3割ぐらい回復してる」と現状を明かした。「今日、初めてギプスを取ったんで。今の限界、お見せしましょうか?」とアピール。肩はほとんど動かず、本番へ一抹の不安を残したが、「外さないと全国のファンが心配してしまいますので、全力でやります」と言い切った。

 今年の紅白のテーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今こそアーティストたちの思いのこもった歌でみんなにエールを送りたいと、テーマに掲げた。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ禍での特別態勢で開催する。

 総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)と同局の桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務める。内村は4年連続で、大泉と二階堂は初の大役となる。

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