「岸辺露伴は動かない」第2話は「くしゃがら」森山未來「一生と久しぶりに芝居」志士十五役「自由に」

[ 2020年12月29日 12:00 ]

「岸辺露伴は動かない」第2話。岸辺露伴(高橋一生)と志士十五(森山未來・手前)(C)NHK
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 荒木飛呂彦氏(60)の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物、漫画家・岸辺露伴を中心に展開されるスピンオフ作品をドラマ化したNHK「岸辺露伴は動かない」は29日(後10・00~10・48)、第2話が放送される。

 主演は露伴のファンという高橋一生(40)。露伴は相手を「本」にし、その生い立ちや秘密を知り、さらに書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ。露伴の相棒となる大手出版社「集明社」の女性編集者・泉京香を飯豊まりえ(22)が演じる。

 第2話ゲストは森山未來(36)。露伴と同じ出版社で連載を抱える漫画家・志士十五を演じる。

 第2話は「くしゃがら」。露伴(高橋)は同僚の漫画家・志士十五(森山)から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかし、ネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが、意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物に蝕まれ、十五は心身に異常をきたす。露伴が彼を「本」にすると、そこには袋とじページが。袋とじの中に何かが蠢(うごめ)いていて…。

 ▼森山未來 (高橋)一生と久しぶりに芝居ができる、ということで引き受けさせていただきました。漫画原作の実写化は何かとハードルが高いものですが、参加させていただいた「くしゃがら」に関しては、荒木飛呂彦さんの描く緻密かつ荒唐無稽なストーリーやキャラクター造形を踏襲しつつも、出版されているものが小説のみということで、イメージを膨らませつつ自由に演らせていただきました。楽しんでいただければ光栄です。

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2020年12月29日のニュース