【紅白リハ】天童よしみ「皆さんに活力と力強さを」 出場辞退「Snow Man」からのエールに応える

[ 2020年12月29日 17:10 ]

<第71回NHK紅白歌合戦リハーサル>取材に応じた天童よしみ
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 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、25回目の出場となる天童よしみ(66)は「あんたの花道~腹筋太鼓乱れ打ちSP~」を披露した。 

 当初はアイドルグループ「Snow Man」とコラボレーションする予定となっていた。しかし、21日に宮舘涼太(27)の新型コロナウイルス感染が判明、残りの8人が濃厚接触者に該当し、約2週間の隔離生活が必要となったため、「Snow Man」は紅白出場を辞退していた。

 「Snow Man」とのコラボが決定した時、「本当にうれしかったし、ダイナミックになるなと喜んでいた」という天童。出場辞退を残念がりつつ「少年忍者の皆がすごいパワーで太鼓をパファーマンスしてくれている。本当に熱くなる。本番はもっとすごいことになるんじゃと期待している」と、代役をジャニーズJr.の「少年忍者」が務めることを明かし、決意を新たにした。

 「Snow Man」のメンバー一人一人からメッセージを受け取ったとも告白。祖母が天童のファンだというメンバーがいたとも明かした。「幼少から天童さんがあこがれだった。ご一緒できるの楽しみにしてたのに残念です。家で紅白を見ているので頑張ってください」とエールをもらったという。「みなさんのピュアな心に(胸を)打たれました。頑張ってやらせていただきます」と意気込んだ。

 コロナ禍で迎える、史上初の無観客紅白。天童は「少しでもテレビをご覧のみなさんに活力と力強さを。日本太鼓の演奏に歌が乗っかって1つになるのを見ていただきたい」と発奮。来年に向けて「戦後ずっと長い年月をみなさんがどうやって乗り越えたんだとおもうと、歌そのもの、これがなかったら乗り越えられない時もある。来年も力強いメッセージを届けながら表現して歌っていきたい」と表現者としての使命感を口にした。

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2020年12月29日のニュース