【紅白リハ】日向坂46からリハーサル始まる 異例の会見に「想像と違った」

[ 2020年12月29日 10:31 ]

「第71回NHK紅白歌合戦」リハーサルで取材に応じた日向坂46(左から)上村ひなの、佐々木久美、小坂菜緒、佐々木美玲、金村美玖
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 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールなどでスタートした。

 コロナ禍で行われる今年の紅白。リハーサル初日、最初に登場したアイドルグループ「日向坂46」。2年連続2回目の出場で、ヒット曲「アザトカワイイ」を披露する。

 取材に応じたキャプテンの佐々木久美(24)は「紅白2回目の出場ですが、1年目とは違った魅力を披露できるよう頑張る。画面の前の人がつい笑顔になるパフォーマンスを心掛けたい」。センターを務める佐々木美玲(21)は「(昨年の披露の)『キュン』よりパワーアップしたパフォーマンスをお見せできればと思う」。小坂菜緒(18)は「新メンバーも加えて初めて出るメンバーもいるので、22人の気持ちを込めてパフォーマンスできれば」と語った。

 リーサルを終え、久美は「美玲が階段を使った、いつもとは違った演出で…。美玲が階段でコケないか心配してたけど、リハは大丈夫」と笑顔。美玲も「きれいに降りれるよう頑張りたい」と語った。無観客でのパフォーマンスに、美玲は「何回か無観客やって、有観客と無観客の違いがけっこうあって、ライブやるにつれて画面の向こうにパワーを届けなきゃいけないので、この1年で学べたので、紅白は1年の集大成になるよう笑顔と勇気与えられたら」とメッセージを送った。

 会見も異例の態勢。久美は「フラッシュ我慢しようと意気込んできたけど、想像と違った」と苦笑。それでも「今年はやっぱり自粛期間でおうち時間が長かった。いつも応援してくださる方の重要性に気付けたし、メンバーの愛も深まって、みんなでパフォーマンスできるのがありがたいと気付けた。メンバーに会ったりすると、この時間を大切にしたいと思う。今年は思うように活動できなかったけど、見てる皆さんも苦しい思いした1年。そんな1年でも今年も良かったなと思ってもらえるパフォーマンスを届けたい」と意気込んだ。

 今年の紅白のテーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今こそアーティストたちの思いのこもった歌でみんなにエールを送りたいと、テーマに掲げた。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ禍での開催方法を模索。通常、NHKホールからの生放送で放送しているが、今年はNHK放送センター全体が舞台に。NHKホール、局内最大の広さを誇る101スタジオ、オーケストラスタジオ、審査員ルームの4会場をメーンに、各会場のステージならではの“スペシャルな演出”を届ける。

 総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)と同局の桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務める。内村は4年連続で、大泉と二階堂は初の大役となる。

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