【紅白リハ】鈴木雅之 24年ぶり舞台は「新人のような気持ちで」 天国の両親にエール届ける

[ 2020年12月29日 17:52 ]

第71回NHK紅白歌合戦のリハーサルを終え、取材に応じる鈴木雅之
Photo By 代表撮影

 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールなどで行われ、3回目の出場となる鈴木雅之(64)は「夢で逢えたら」を披露した。 

 紅白には「ラッツ&スター」として出場した1996年以来24年ぶりで、ソロでの出場に限れば28年ぶりの出場となる。鈴木は「改めて新人のような気持ちで、素敵なセットで本番もものすごく良い形で歌える」と抱負を口にした。

 鈴木は紅白出場が決まった日に亡くなった母への思いも吐露。「意識が遠のくなか、出場を伝えた。病院でも面会できなくて、最期の瞬間に僕なりに伝えられた。薄れていく記憶のなかで感じ取ってくれたと思う。そういう意味でも、母が大好きな曲だったので、歌唱させていただく」と決意をにじませた。

 さらに「父が亡くなった時も、実は紅白に出させていただいた時だった」という鈴木。「紅白で歌う瞬間が天国にいる親へのエールになるような、そんな気持ちで歌えれば」と意気込んだ。

 今年は鈴木にとってデビュー40周年という節目の年。「今年はアニソンを出したり、40年を迎える鈴木雅之もまだまだチャレンジした1年だった」と回顧。「40周年だからこそいろんな音楽を届けたい。くしくも紅白という形で届けられるのは運命的だった」と語った。

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