LiSA「新しい私を引き出していただく」 筒美京平さん作曲「人魚」カバーへの思い語った

[ 2020年12月29日 20:40 ]

歌手のLiSA
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 歌手のLiSA(33)が29日放送のテレビ朝日「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」(後6・00)にVTR出演。10月7日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため亡くなった作曲家・筒美京平さん(享年80)が作曲した94年のNOKKO(57)が歌う「人魚」(作詞NOKKO)をカバーをすることへの思いを語った。

 安室奈美恵さん(43)や柴咲コウ(39)など数多くのアーティストがカバーする名曲。その名曲を多くの筒美ソングを編曲している音楽プロデューサーの武部聡志氏(63)が来春リリースする追悼アルバム「筒美京平SONG BOOK」でLiSAがカバーする。

 LiSAはカバー曲に自ら「人魚」を選択したという。その理由について「筒美さんの楽曲の中でも、いろいろな思い出が私の中にあるんですけど」と前置きし「その中でも人魚という楽曲は母が元々凄く好きで歌っていた」と、母親の影響で思い入れのある曲になっているとした。

 「私自身も掘り下げて、いろんな方が歌っている人魚を聞いていって、自分の中にいろんな人魚が染み込んだ楽曲だった。私も新しい人魚に混ざりたいなという気持ち」とカバーへの思いを語った。

 また、人気アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」や映画「鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎(ほむら)」など激しい楽曲が多いLiSAは「優しく歌わせていただくっていうのが初めての試み。新しい私を引き出していただくような」と笑顔で語った。

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2020年12月29日のニュース