「おはスタ」新MCは3代目“ジャイアン”木村昴「とにかく後は任せて」 卒業の花江夏樹からバトン

[ 2020年10月2日 07:27 ]

声優の花江夏樹
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 テレビ朝日「ドラえもん」のジャイアンの声でおなじみの声優の木村昴(30)が5日からテレビ東京「おはスタ」(月~金曜前7・05)の新MCに就任することが2日の番組内で発表された。16年4月からMCを務めてきた声優の花江夏樹(29)は番組を卒業する。木村は今年4月から同番組の月曜メンバーとして出演していた。

 エンディングで、花江から促される形で、新MCの木村が「スバにぃ」として登場。「おはー、スバにぃだぜ!」と元気にあいさつ。「とにかく後は任せてください。そして、本当にお疲れ様でした。で、これからも楽しいおはスタ、みんなに見てもらえるように僕も頑張ります」と意気込んだ。

 この日は「はなちゃん大卒業SP」として放送。前メーンMCの山寺宏一(59)も駆けつけ、「本当にお疲れさまでした。最初は不安だったと思うけど、本当に僕の後を立派に引き継いでくれて、素晴らしいMCとして、忙しい中、毎日早起きして大変だったと思うけど、本当に素晴らしいと思います。おはスタファミリーの絆は永遠だし、おは友ははなちゃんの笑顔は一生忘れないと思う。これからも頑張ってください」とねぎらい。「明日を作ろう」の大合唱では、レギュラー陣からもそれぞれメッセージが送られた。

 花江は「おはスタに登場するようになって5年半が経ちます、本当にあっという間でした。毎日が本当に楽しくて、1日の始まりとして最高のスタートを切れるような、そんな番組でした」と感謝。「自分の中でも成長することが多かったです。これからの僕の長い人生でもとっても大きな宝物になりました。みんなとお別れしてしまうのか寂しいですが、はなちゃんの30歳以降の新しい挑戦をみんなで見守ってくれるとうれしいです。よりパワーアップした、その時に、おはスタに何かの形で関わることができたらうれしいと思っています」とコメント。「どうか優しい人間になります」とテレビの前の子供たちにメッセージを送った

 人気アニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎役などで活躍する花江は2015年4月、同番組の木曜レギュラーに。その後、16年4月から小野友樹(36)と曜日ごとのMCを担当するようになり、17年10月から単独MCに就任した。プライベートでは、16年結婚した妻との間に、身のツイッターで双子の女の子が誕生したばかり。

 9月25日の放送で、花江は「この度、はなちゃんは5年半出演してきたこの『おはスタ』を10月2日をもって卒業します」と報告。理由として、来年30歳の節目を迎えることを挙げ「より新しいことに挑戦していきたい気持ち、そして、本業の声優業により力を入れていきたい」「何より新米パパとして家族との時間を大切にしたいという気持ちが強くなりました」と説明し、「これまで応援してくれた“おは友”のみんな、一緒に盛り上げてくれた共演者のみんなには本当に感謝しています」などとあいさつしていた。

 番組は9月28日から「はなちゃん卒業SPウィーク!」として放送されていた。

 木村は2002年にミュージカル「アニー」でタップダンサーとして子役としてのキャリアをスタート。2005年からテレビ朝日アニメ「ドラえもん」の3代目“ジャイアン”こと剛田武の声を担当している。その後、アニメ「ピンポン THE ANIMATION」のアクマ・佐久間学役、アニメ「暗殺教室」の寺坂竜馬役、「遊☆戯☆王VRAINS」の草薙翔一役などさまざまな作品に参加している。

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