最後の「ゆるキャラグランプリ」3日から決選投票 「たかたのゆめちゃん」ら上位4体がし烈な争い

[ 2020年10月2日 06:30 ]

たかたのゆめちゃん(岩手県陸前高田市)
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 ご当地キャラクター日本一を決める「ゆるキャラグランプリ2020」の決選投票イベントが、3日と4日の2日間にわたって岩手県滝沢市で行われる。2011年からスタートした大会は10年目の今年を最後に終了。果たしてどのキャラクターが有終の美を飾るのか。事前に締め切られたインターネット投票では上位4体が優勝候補としてし烈な争いを繰り広げている。

 全国を巡ってきた、ゆるキャラの決選投票イベント。最後は初の東北開催だ。

 地元の期待を背負うのが岩手県陸前高田市の「たかたのゆめちゃん」だ。ネット投票締め切り1週間前の9月18日時点の最新順位でトップを走る。東北勢のキャラクターは過去のGPで優勝歴がない。それは高校野球の甲子園大会で優勝旗が白河の関を越えていない状況にも重なる。「ゆるキャラというよりゆめキャラだ」(戸羽太市長)と市民の声援を受ける。今回は東北の生んだスター芸人サンドウィッチマンが進行役として駆けつけることも力に変えられるか。夢の日本一へ逃げ切りを図る。

 暫定2位で追う「ゆるナキン」(大阪府泉佐野市)は初参戦だが話題性は抜群。というのも2年前、同市が送り出した「イヌナキン」に組織票疑惑が浮上。全国的な騒動になり、くしくも知名度が上がった。今回は分身の「ゆるナキン」が雪辱を期して臨む。「奇跡の一本松」をシンボルとする陸前高田市と千代松大耕市長率いる泉佐野市との「松対決」もマニアックな見どころだ。

 逆転を虎視眈々(たんたん)と狙うのは3位「つるゴン」(埼玉県鶴ケ島市)、4位「滝ノ道ゆずる」(大阪府箕面市)。「つるゴン」は17年16位を最後に参加を見送っており、3年ぶりの参戦となる。一方、「滝ノ道ゆずる」は11年からフル参戦し、昨年4位と最高位。「アサヒ十六茶」のCMで女優新垣結衣(32)と共演した経験がちょっとした自慢だ。今回上位に入ればサンドウィッチマンとも同じ壇上に上がることになり、芸能界の男女人気No・1との共演を果たすことになる。

 来場者による決選投票は1票が1・5ポイントとしてネット投票の合計値に加算される。関係者によると、新型コロナウイルス対策で、場内は常時7100人以内に収めるようにするが、2日間の入場者数は計約2万5000人を想定。これは9月19日にイベントの入場制限が緩和後プロスポーツを除くイベントでは最大クラスになるという。

 東日本大震災が発生した11年大会でゆるキャラの認知度が広がり、その後も災害に遭った人々の心を癒やし、励ます存在になってきた。コロナ禍という国難の中で迎えるグランドフィナーレ。どんな結末となるか目が離せない。

 《歴代王者が集合》イベント当日は「くまモン」をはじめ歴代優勝キャラクター9体が練り歩くなど催しも盛りだくさん。ステージでは「にゃんごすたー」(青森県黒石市)がドラム、「カパル」(埼玉県志木市)がベースを演奏する“ゆるキャラライブ”が行われるほか、NHK連続テレビ小説「エール」にも出演した演歌歌手の徳永ゆうき(25)が歌唱を予定。滝沢市内の陸上自衛隊岩手駐屯地から特殊車両も展示される。

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