江頭2:50、城田優、岩佐真悠子…コロナ禍で“異例”人気タレント退社ラッシュ

[ 2020年10月2日 05:30 ]

お笑い芸人の江頭2:50
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 お笑いタレントの江頭2:50(55)、俳優の城田優(34)、女優の岩佐真悠子(33)が先月30日をもって退社したことを1日、発表した。3人とも所属事務所は異なるが異例の退社ラッシュとなった。

 芸能界では、これまでタレント自身の不祥事や、事務所との軋轢(あつれき)が原因で退社するケースが多かった。今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響がある中、今まで通りの仕事が困難になり、不安解消のため自身で仕事の舵(かじ)取りをする決断に至ったとみられる。

 江頭はこの日、32年間所属した大川興業から退社することを発表。関係者によると、今年の夏ごろには周囲に独立を相談。精力的に活動している公式YouTubeチャンネル「エガちゃんねる」のスタッフもサポートを買って出ているという。現在、番組登録者数は216万人で、今後も同番組での活動を主体にするとみられる。

 城田も所属事務所ワタナベエンターテインメントとの専属契約の満了を報告。「ここで学んだことは、僕の人生において、かけがえのない本当に大きな財産です」とコメントを寄せた。関係者によると、「夏ごろには独り立ちする意向を仲の良いスタッフには伝えていた」という。その中で7月には親友として知られる三浦春馬さん(享年30)が急逝した。すでに1~2年先まで舞台などの仕事も決まっており、その部分は前事務所がサポート。今後は個人事務所で活動するという。

 岩佐もコロナ禍で仕事環境が変化したことを受け、芸能界の引退を決意。かねて興味を持っていたという介護職に転身する。

 最近では、オスカープロモーションから米倉涼子(45)、剛力彩芽(28)ら主力タレントの退社が続いていた。理由については「待遇面やマネジメントの不安」(関係者)との声も上がるが、今回は、それとは別の理由とみられる。新型コロナの影響で芸能界を取り巻く環境も大きく変化。今後も離脱組が出るか注目が集まる。

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