藤井聡太新棋聖「普段通りに寝られた」 母からは「良かったね」 初タイトル獲得から一夜

[ 2020年7月17日 10:47 ]

<棋聖戦戦一夜明け>一夜明け会見で笑顔を見せる藤井聡太棋聖(撮影・後藤 正志)
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 藤井聡太新棋聖(17)が初のタイトル獲得から一夜明けた17日午前、大阪市の関西将棋会館で会見した。「探究」と書かれた自筆の色紙を披露し、終始、笑顔を見せていた。

 まずは、一夜明けて棋聖就任に「実感ないですが、これから徐々にそういう場面が増えていくんだと思います」と率直な感想。「今回、渡辺先生と5番勝負を戦えたということは自分にとっていい経験だったなと思います」と振り返った。

 宿舎に帰ってからは家族にも連絡したと話し「母に電話で連絡しました。喜んでもらえたのかなと思います。家族も結果は知っていると思うので、自分からは特に…。まあ、良かったねという風にいってもらいました」と、やり取りを明かした。

 続けて「昨晩は午後11時30分に布団に入り、午前0時に寝て、今朝は午前6時に起きました。割と普段通りに寝られました」と語った。

 また、師匠の杉本昌隆八段について「昨日、会見にも同席していただいたんですけど、非常に喜んでいただけたと思っています」と話し、「先日、竜王戦で師弟戦(決勝トーナメント進出をかけた6月20日のランキング戦3組決勝。結果は藤井勝利)があったんですけど…“竜王戦の方も頑張って欲しい”といわれました」と笑った。

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