藤井新棋聖に最年少記録更新された屋敷九段「記録はいつか破られるもの、非常にうれしい気持ちが強い」

[ 2020年7月17日 12:46 ]

最年少タイトルを獲得し笑顔を見せる藤井聡太新棋聖(撮影・後藤 正志)
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 棋士の屋敷伸之九段(48)が17日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)で、史上最年少でタイトル獲得となった藤井聡太新棋聖(17)を称えた。

 藤井聡太新棋聖は、屋敷九段が第56期(1990年度前期)棋聖戦で18歳6カ月で初タイトルを獲得した時の史上最年少記録を更新。

 司会の坂上忍(53)から「どんなお気持ちですか?」と問われた屋敷九段は「記録はいつか破られるものですので。自分としてはこうして将棋界のみならず、世間のみなさんに注目していただけたので非常にうれしい気持ちが強いですね」と答えた。

 第2局と同じ矢倉戦でタイトルを譲り渡した渡辺明二冠(36)についても「負けた将棋を反省したり、次に生かす、それを渡辺二冠もさっそく実現した。普通なら同じ戦法を選ばないんですけど。早速修正点を見つけて使ったというところに渡辺二冠の凄みを感じましたね」と述べた。

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2020年7月17日のニュース