ひふみん　藤井新棋聖に「天才と呼ぶことに改めました」　これまでは“秀才”

元将棋棋士でタレントの加藤一二三・九段
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　将棋の加藤一二三・九段が17日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ」（月～金曜前8・00）に出演。将棋の藤井聡太七段（17）が16日に大阪市の関西将棋会館で指された第91期棋聖戦5番勝負の第4局で渡辺明棋聖（36）を110手で破って3勝1敗とし、最年少の17歳11カ月で念願の初タイトルを獲得したことについてコメントした。

　藤井は、1990年、屋敷伸之九段がつくった18歳6カ月のタイトル獲得最年少記録を30年ぶりに更新。高校生タイトル保持者が誕生した。

　藤井のデビュー戦の相手を務めた加藤九段は「絶妙の戦い方で快勝した。決めるならこの第4局だと思ってました。負けて2勝2敗になるとかなりヤバいですからね」と言い、「今までは秀才と呼んでました。でも棋聖となって天才と呼ぶことに改めました。彼の将棋を最初から見てるけど、歴代の将棋の名人たちと比べても胸がワクワクするような魅力があります。作戦がうまい。ゴール直前の大詰めもうまい。将棋がうまい。研究熱心」と絶賛した。