有働由美子アナ、ラジオで涙 PCR陰性もコロナは「大事な人の命を危険にさらすのが怖い」

[ 2020年7月17日 16:45 ]

有働由美子アナウンサー
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 13日に発熱したためキャスターを務める日本テレビ「news zero」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)を今週いっぱい休む有働由美子アナウンサー(51)が17日、ニッポン放送の冠ラジオ「うどうのらじお」(金曜後3・30)に自宅からリモート出演。涙声で自身の思いを告白した。

 有働アナは13日朝、38度ほどの熱があり、病院を受診。味覚異常や咳の症状はなかったが、念のためPCR検査を受け、夜には平熱に下がったものの大事を取って「news zero」を休演。14日は再び微熱が出たため所属事務所と局側が話し合い、今週いっぱい休むことにした。PCR検査の結果は陰性だった。

 「今週月曜日の朝に目が覚めたら尋常じゃなくだるかった。物凄い倦怠感で。私、深酔いの後にしんどいことがよくあるのですが、それとは違う起き上がれない感じで」と発熱時の様子を説明。「おかしいなと思っていたら喉(のど)が痛くて。(喉の)奥にテニスボールが詰められた感じで、身体の節々が痛くて。“これって…”と思い浮かんだのがコロナで…」と語った。

 病院で受診し、その後のPCR検査の結果は陰性だったが、「全部自分でやることを想定しておかないといけない。近所で(コロナを)診てるクリニックはどこか。タクシーも普通に呼べない。コロナかもしれないと伝えないといけませんし、一つ一つにつまずく」と感染を想定した準備の大切さを説いた。

 病院で点滴治療を受けた時に気持ちがしんどくなったと告白。「点滴で楽になるのですが、この2週間どこで感染したのかを報告しないといけないので、いろいろ思い出すのですが、発熱した前日に大事な先輩と食事をしていたんです」と、元NHKエグゼクティブアナウンサーの松平定知氏(75)と3密対策を講じながら会食をしたという。

 その後、コロナ感染したかもしれないと松平アナに報告すると、松平アナから体調を気遣うメールを受け取ったといい「うーん…、なんかやっぱり、改めて思ったのは自分がどうかじゃないんですね」と涙声に。声に詰まりながら「怖いのは、自分がどうかじゃなくて大事な人の命を…ごめんなさい、1%でも危険にさらすのが怖いと思って。今回一番辛かったのがこれでした」と語った。

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2020年7月17日のニュース