宮迫、自身の金銭感覚を反省「無頓着さは恥ずべきこと」「自分主導の催しが好き」

[ 2019年7月20日 16:53 ]

涙ながら会見する宮迫(撮影・荻原 浩人)
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 事務所を通さない“闇営業”を反社会勢力との間で行った問題で、吉本興業から契約を解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が20日、同じく無期限謹慎処分となっているお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)とともに、都内で謝罪会見を開いた。問題が発覚した6月以来、関係者が会見を開くのは初めて。

 宮迫は会見で涙しながら、発覚した闇営業を説明。写真週刊誌の直撃を受けた際について「5年前のことなので全く記憶がなく、写真があったのですが、行ったことは行っていた。記者には“全員が100万円受け取ったわけないよ”と言いました。“反社会的勢力の知り合いがいるわけない。何なのこの記事は?”と。記事が掲載されるはずがないと、たかをくくっていました」とコメント。

 続けて「入江くんからの紹介と言っていたので、入江くんに連絡しました。その時、私はとんでもない過ちだったことを考えもせず、入江くんに“反社会的勢力との付き合いはどうなのか?”と確認しました。入江くんは“そんなことありません”と。それじゃ、大丈夫だなと聞いて電話を切りました。次の日に入江くんから電話があり“受け取ったお金については”と聞かれ、年末に仲間の忘年会を開いていたので、(ギャラで)払っておいてと言うたよな」と遣り取りを説明。

 後輩芸人が受け取ったギャラは「お車代程度だろうと思い“もらってないでいいだろう”と入江くんに言いました。他のメンバーにも“もらってないと言うといてくれ”と入江くんに指示しました。“会社にもそういっておいてくれ”と指示を出しました」と宮迫自身が入江や後輩に“もらってない”と指示したと明かした。

 ギャラ飲みや闇営業は度々あったのかという質問を受けた宮迫は、自身の金銭感覚について言及。「今でもそうなんですが、後輩をたくさん集めて忘年会であったり、自分主導でする催しが好きでして、その時にカードが使えないお店もあり、常日頃、それ相応の現金を持っていた。正直、入江くんからギャラのお釣りをもらっていたのも、泥酔していて、気づいていませんでした。お釣りでもらった金額は本当にわからないです。いつも何十人もいる飲み会で。帰りには後輩たちにタクシー代をもっていけと。金銭感覚の無頓着さは恥ずべきことです。申し訳ありません」と打ち明けた。

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