宮迫、闇営業のギャラ 入江や後輩に「もらってないと指示した」

[ 2019年7月20日 15:26 ]

会見冒頭で謝罪の言葉を述べる宮迫(左)右は田村亮(撮影・荻原 浩人)
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 事務所を通さない“闇営業”を反社会勢力との間で行った問題で、吉本興業からの契約解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が20日、都内で、同じく無期限謹慎処分となっているお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮(47)とともに謝罪会見を開いた。問題が発覚した6月以来、関係者が会見を開くのは初めて。

 宮迫は会見で涙しながら、発覚した闇営業を説明。写真週刊誌の直撃を受けた際について「5年前のことなので全く記憶がなく、写真があったのですが、行ったことは行っていた。記者には“全員が100万円受け取ったわけないよ”と言いました。“反社会的勢力の知り合いがいるわけない。何なのこの記事は?”と。記事が掲載されるはずがないと、たかをくくっていました」とコメント。

 続けて「入江くんからの紹介と言っていたので、入江くんに連絡しました。その時、私はとんでもない過ちだったことを考えもせず、入江くんに“反社会的勢力との付き合いはどうなのか?”と確認しました。入江くんは“そんなことありません”と。それじゃ、大丈夫だなと聞いて電話を切りました。次の日に入江くんから電話があり“受け取ったお金については”と聞かれ、年末に仲間の忘年会を開いていたので、(ギャラで)払っておいてと言うたよな」と遣り取りを説明。

 後輩芸人が受け取ったギャラは「お車代程度だろうと思い“もらってないでいいだろう”と入江くんに言いました。他のメンバーにも“もらってないと言うといてくれ”と入江くんに指示しました。“会社にもそういっておいてくれ”と指示を出しました」と宮迫自身が入江や後輩に“もらってない”と指示したと明かした。

 この時点では事の重大性に気づいていなかったといい、入江の契約解消にも「会社に電話して“なぜこんなことによって解雇になるんだ”と詰め寄ってしまいました」と告白。「自身の想像以上に世間の反応が大きく、怖くなってしまいました。その翌日に亮くんから電話があり“お金のことを言いましょう”と。それでもまだ僕は打ち上げ代を出してもらっていただけだと、自分の中で思い込みたいという保身があったと思います。亮くんはいくらもらったんだと聞いたら“50万円”と。自分は100万円だと。“宮迫はそのおつりを受け取っていました”と。それはもう会社に言わなアカンとなりました。その足で2人で会社に行きました」と打ち明けた。

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