ヤクルト村上「この番号をもらった時から目標にしてました」 同じ背番55の松井秀喜以来50号に「誇り」

[ 2022年9月2日 21:33 ]

セ・リーグ   ヤクルト5-0中日 ( 2022年9月2日    神宮 )

<ヤ・>3回、今季50号となる先制3ランを放ち、チームメートに祝福され笑顔の村上(中央)(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 ヤクルトは2日、本拠地神宮で中日と対戦し、主砲の村上宗隆内野手(22)の史上最年少50号3ランなどで5―0で勝利し、引き分けを挟んでの5連勝で両リーグ最速の70勝となった。チームの貯金は23となり、最短で4日にも優勝マジック16が点灯する。

 0-0の3回1死一、三塁で迎えた村上は、中日のエース・大野雄から日本人として2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりの50号を放った。同じ背番号「55」で同じ左打者と肩を並べたことに「この番号をもらった時から目標にしてましたし、その数字に並べたのは誇りに思います」と喜んだ。

 それでも「まだまだ先の目標っていうのを自分の中で達成できるように頑張りたい」と満足感はなかった。

 「先の目標」については「数字的なことではなく、日々成長というのを掲げている。今までの1本のホームラン、1本のヒットに満足せず、また明日、明後日と常に成長したい、打ちたいと思っている」と語った。

 2位・DeNAが敗れたためゲーム差は7と広がり、残り24試合で4日にも優勝マジック「16」が点灯する。村上は「変なプレッシャーをかけられながら、日々試合をしている。そのプレッシャーに負けず、チーム一丸となって勝ちをもぎ取って、突っ走っていけるように頑張ります」と気を引き締めた。

 22歳7カ月での50号到達は1964年の王貞治(巨人)が記録した24歳3カ月を抜く史上最年少となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月2日のニュース