ロッテ・井上 中大の先輩・美馬を援護の3打点!混パだ!チームは4連勝

[ 2022年9月2日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ7―0ソフトバンク ( 2022年9月1日    ペイペイD )

<ソ・ロ>3回、2点適時二塁打を放つ井上(撮影・岡田 丈靖)          
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 ロッテはソフトバンク戦に大勝して4連勝。これで首位西武から5位ロッテまでが5ゲーム差以内にひしめき、9月を迎えてもパ・リーグは大混戦の様相を呈している。

 ロッテ・井上は、今季7勝目の美馬のヒーローインタビューに聞き入っていた。7回3安打無失点の快投を演じた右腕は、中大時代の3学年上。そんな先輩が「大学時代から心強かったし、相手チーム(楽天時代)でやっていていい打者だった。味方になって心強い。よくやった!」と褒めてくれたのだから、笑みもこぼれる。

 2回1死で先制右越え4号ソロ。3回2死一、三塁では左翼線2点二塁打と、2安打3打点で援護した。楽天からFA移籍して3年目の右腕が先発した試合は、通算86打数30安打、打率・349、6本塁打、24打点と不思議なほど好調だ。

 上下関係が厳しい大学の体育会の中で、井上が「神様の中の神様」と言うほど、美馬は温厚な先輩だった。当時から「学さん」と呼び慕うからこそ、「怖い先輩と書いておいてください。今日も尻を叩かれてやりました!」とジョークも飛んだ。チームは4連勝で、5位ながら首位・西武まで5ゲーム差。大混パの底から、逆転CS、リーグ優勝だって、諦めていない。(横市 勇)

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