またしても「ブラック・フライデー」の呪縛が…楽天は金曜日の試合で16連敗

[ 2022年9月2日 22:15 ]

パ・リーグ   楽天1―3日本ハム ( 2022年9月2日    楽天生命 )

<楽・日>8回、岸の交代を告げる石井監督(撮影・篠原岳夫)
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 楽天は2日、本拠地で日本ハムに逆転負けを喫した。5月13日から続く金曜日の試合の連敗は16に伸び、黒星続きの「ブラック・フライデー」の呪縛はまたしても解けなかった。

 先発の岸は試合中盤に小刻みに失点したものの、7回で117球を投げて7安打3失点と試合をつくった。オリックスとの前カードは3試合連続で先発投手が4回までに降板。リリーフ陣の負担が大きくなっていただけに、投手陣最年長の岸がしっかりと先発の役目を果たした。

 ただ、打線が援護できなかった。3回に先頭・小郷が右翼ポール際に特大の1号ソロを放って先制したが、4回以降は好機を生かせない展開が続いた。4回無死一塁で炭谷のバスターエンドランが遊ゴロ併殺となり、6回無死一、二塁でも炭谷のバスターが一ゴロ併殺で好機が潰れた。相手を上回る8安打を放ちながら1得点に終わり、5カード連続で3連戦の初戦を落とした。

 これで首位ソフトバンクとの差は5ゲーム、3位オリックスとの差は2・5ゲームに広がった。
 
 以下、試合後の石井監督の一問一答。
 
 ―先発・岸が7回3失点。
 精度の高いボールを投げていた。万波君の(5回の)ホームランはちょっともったいなかった。もうちょっとケアしておくべきだった。長い回を投げていく中でも(球の)精度は落ちていなかったので、しっかりと仕事はしてくれた。

 ―相手を上回る8安打を放ちながら1得点。
 ひとつうまく物事が進めばはまる展開にはなった。正面をついたりすることもあったので、そこはしょうがないかなと思います。

 ―次戦に向けて。
 シーズンはこれからも続く。今日は負けてしまったけど反省をしつつ、僕たちは次に進むしかないので。しっかりと明日から試合をしていきたい。

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2022年9月2日のニュース