ヤクルト“村神様”で12球団最速70勝 史上最年少50号3ランで導いた5連勝 4日にもM16点灯

[ 2022年9月2日 21:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト5-0中日 ( 2022年9月2日    神宮 )

<ヤ・>3回、今季50号となる先制3ランを放ち、チームメートに祝福され笑顔の村上(中央)(撮影・木村 揚輔)
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 ヤクルトは2日、本拠地神宮で中日と対戦し、主砲の村上宗隆内野手(22)の史上最年少50号3ランなどで5―0で勝利し、引き分けを挟んでの5連勝で両リーグ最速の70勝となった。チームの貯金は23となり、最短で4日にも優勝マジック16が点灯する。

 主砲の一振りが流れを引き寄せた。0-0の3回1死一、三塁で迎えた村上。中日のエース・大野雄が投じた甘く入ったカットボールを逃さなかった。完璧に捉えた打球はヤクルトファンが待つ右翼席へ飛び込む今季50号先制3ラン。22歳7カ月での50号到達は1964年の王貞治(巨人)が記録した24歳3カ月を抜く史上最年少。また、日本人として2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりとなった。

 4回には2死満塁からベテラン青木が2ストライクと追い込まれながらも内角高めのストレートを左犠飛で点差を4点に広げた。さらに7回2死二塁から長岡がダメ押しとなる右前適時打を放った。

 先発したサイスニードは初回から飛ばした。3回まで4三振を奪い、許した走者は四球の一人のみと好投。4回2死からビシエドに初ヒットを浴びたものの、落ち着いて阿部を中飛とリズムを崩さなかった。その後もテンポよく投げたサイスニードは7回を5安打5奪三振無失点と中日打線を寄せ付けず、今季8勝目(5敗)を挙げた。

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2022年9月2日のニュース