巨人 40歳ナカジ打で同点!「なんとしても打ちたいと」 13年ぶりの3試合連続延長戦に突入

[ 2022年9月2日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年9月2日    甲子園 )

<神・巨>9回2死一、二塁、中島は左前適時打を放つ(投手・ケラー)(撮影・坂田 高浩) 
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 巨人の中島宏之内野手(40)が阪神戦(甲子園)で値千金の同点適時打を放った。

 0―2で迎えた9回だった。中田、岡本和の連打から若林の中犠飛でまずは1点を返し、1―2。中島はなおも2死一、二塁と続いたチャンスに戸郷の代打に起用されると、相手3番手右腕・ケラーの初球だった。内角への153キロ直球を左前適時打とし、ついに同点。代走・小林が出て中島はお役御免となった。

 チーム最年長選手として迎えた今季は4月27日のDeNA戦(横浜)で26打席目に飛び出した待望の今季1号が39歳8カ月での満塁アーチ。阿部慎之助が2018年に39歳5カ月で放った球団最年長満塁弾記録を更新した。

 5月17日の広島戦(宇都宮)ではサヨナラ打。その後も時には先発で、時には代打の切り札として抜群の存在感を放っていたが、7月14日に今季初めて出場選手登録抹消となり、原監督は「チーム事情ですね。ピッチャー陣が、というところでね」と中島と話もした上で抹消したと説明。抹消中に新型コロナウイルス陽性判定も受けたが、隔離療養を経て8月23日に再登録されていた。

 中島の同点打で巨人は8月30、31日のヤクルト戦(京セラD)に続いて3試合連続で延長戦に突入。巨人の3試合連続延長戦は2009年5月30日西武戦(西武D)から6月3日ロッテ戦(千葉マリン)の4試合連続以来13年ぶりとなった。

 ▼中島 いい場面だったので、なんとしても打ちたいという気持ちでいきました。

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2022年9月2日のニュース