阪神2軍 6回からの4イニングで14失点 逆転負けに平田2軍監督「何点取られてんねん」

[ 2022年9月2日 18:24 ]

ウエスタン・リーグ   阪神9―14広島 ( 2022年9月2日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・広>3回1死一塁、2ランを放ち生還するロドリゲスを迎える平田勝男2軍監督(左2人目)ら阪神ベンチ(撮影・後藤 正志)
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 阪神2軍は最大6点差をひっくり返され、逆転負けした。ロドリゲスの2号2ランや井上、島田の適時打などで5回までに6―0とリードしていたが、6回から広島に反撃を許した。中継ぎ陣が失点を重ね、7―6の9回には抑えの二保が二俣に左中間へ逆転2ランを被弾するなど、この回一挙8点を奪われた。9回の攻撃ではドラフト7位の中川が3号2ランを放つも、反撃はここまでに終わった。

以下平田2軍監督一問一答

 ――ウィルカーソンが新型コロナウイルス感染から復帰
 「久しぶりにしたら球のキレもコントロールも落ち着いて(投げていた)。カープも見て分かるように打線いいので、そういう所ではカーブも交えながら何の違和感もなかった」

 ――ロドリゲスが本塁打
 「凡打の内容もいいんだよ。だからクライマックスも含めて調子を上げさせてね。調子を上げていけばまたチャンスあると思うよ」

 ――村上投手も復帰登板
 「一発は打たれたけど、らしさは出てたね。まだこれからイニングを伸ばしていきながら。もうちょっとキレが出てくると思うけど。」

 ――終盤にかけて大量失点
 「もうしょうがない、馬場がな。二保はずっと頑張ってくれてるし、責めるわけにはいかん。ただ井上のバックホーム(送球)とか、いいプレーはほんと出てるし、馬場は(2軍に)落ちてきて粘り強くっていう彼の持ち味のところがまだ足りないかな」

 ――中川に一発が出た
 「だめ!もっともっとキャッチャーとしてね。こういうところでナイスホームランなんて褒めてたんじゃキャッチャーとしての進歩なんかない。何点取られてんねん。1年生でも『二保さんだめですよ』って(言わないと)。まだ1点2点差なら分からへんねん9回はどういう展開になるか。そこはキャッチャーがなにを投げても打たれそうだなとか思ってたら伝わるねん、ピッチャーに。終盤は彼にとっては非常に良い勉強になったと思うよ」

 ――糸井も好調を維持
 「調子良いね。まだそういうあれ(1軍昇格)はないけどね。陽川も良いでしょ。原口もマルテもいてというところで。まぁ1軍の事情は別として、嘉男もちゃんとそれを理解してくれて、いつ呼ばれても良いように。彼は本当に野球に対する姿勢とか礼儀なんかはたいしたもんよ。良い見本になってくれている」

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2022年9月2日のニュース