中日 球団ワーストタイ24度目の零敗 村上に決勝弾許し立浪監督「ミスは逃してくれない」

[ 2022年9月2日 22:10 ]

セ・リーグ   中日0-5ヤクルト ( 2022年9月2日    神宮 )

<ヤ・中>3回、村上に先制3ランを浴びる大野雄(撮影・村上 大輔)
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 中日が2日のヤクルト戦に0-5で敗れ、これで4連敗。1リーグ時代の48年と56年に記録した球団ワーストの24度の零敗を喫した。

 この日はエース・大野雄が先発するが、3回に村上に50号3ランを被弾。打線もサイスニードから続くヤクルト投手陣を打ち崩せず、散発4安打のみと、見せ場なく散った。

 立浪監督は村上に決勝弾を浴びた大野雄に対し、「非常に難しい場面ではあるんですけど」と前置きしつつも、「勝負球が甘くなった。もちろん一番怖い打者、防がないといけないですけど、どこのチームも打たれているわけであって。ただやっぱり最悪歩かせてもという頭もあって、バッテリーはマウンドで話したわけですから。基本は絶対に勝負で、最悪犠牲フライ、ヒットであればまだよかったでんですが、甘いボールが行ってしまって…」と苦々しく振り返った。

 中日は、広島と並び、村上には球団別最多タイの12本塁打を許している。そんな村上について、同監督は「ベンチから見てても、インコースにも対応しだしてきている。怖いバッターであることはわかるのですが、勝負どころの集中力、ミスは逃してくれない。こっちがミスをしたら終わり」と称えるしかなかった。

 一方の中日打線は、ビシエドが3安打を放ったが、またも零敗。「4番が調子を上げてくれないと…も取れないので。村上対策もありますが、こっちも点をとらないと」と嘆き節だった。

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2022年9月2日のニュース