落合博満氏 あの“都市伝説”はホント?「審判を操っていた?そんな露骨にやることはないよ」

[ 2022年9月2日 17:10 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が2日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。“審判を裏から操っていた”という噂の真相を明かした。

 スタッフが落合氏にまつわる、ある“都市伝説”について聞いた。それは“審判を操っていたんじゃないか”というもの。かつての“王ボール”“長嶋ボール”など、“堂々と見送ったらストライクでもボールになる”強打者にはつきものの逸話だ。落合氏は「操れるわけないじゃない!」と強い口調で語ったあと、「そんな露骨にやることはないよ」と続けた。

 「その審判のクセってあるもん。外を中心に取るっていう審判もいれば、中を中心に取る審判もいれば、外は辛めで中は辛めでっていうそういう審判もいるし。で、回の後半になってきて一方的な試合になればストライクゾーン広くなるっていう審判もいるしね。だから審判の一番うまいってのは、これを取ったら最後まで取るってヤツ。それがイニングごととかなんかでバラけてくるとわけが分かんなくなってくる。“あれストライクだったのになんでボールだよ”っていうことを選手からクレーム来たりね。“えっ”っていう顔をするってのはそういうことだよ」と話し、真相にじわりと迫った。

 「外に広い審判はそれなりに、対策練らなきゃいけないしな。
外に広いってのは厄介なんだよ。逆にバット届かなくなっちゃうから。でライン際までとる審判も後半になればいるってこともあるしね。そりゃ審判の性格をちゃんと把握しとかないと野球にはなんないね」。事の真相は、操っていたのではなく、審判の性格まできっちり把握し、判定の傾向や特徴に合わせていたということだった。

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