ヤクルト村上、王抜いた最年少50号 02年松井秀喜以来日本人20年ぶり大台 打った瞬間「確信歩き」

[ 2022年9月2日 18:53 ]

セ・リーグ   ヤクルトー中日 ( 2022年9月2日    神宮 )

3回、今季50号となる先制3ランを放つ村上(撮影・木村揚輔)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)は2日の中日戦(神宮)に「4番・三塁」で先発出場し、日本人として2002年松井秀喜(巨人)以来20年ぶりとなる50本塁打を放った。また1964年に24歳3カ月で50号を達成した王貞治(巨人)を抜く史上最年少22歳7か月での達成となった。

 0-0の3回1死一、三塁の好機で迎えた第2打席目。中日のエース・大野雄が2ボール1ストライクから投じた真ん中のカットボールを完璧に捉えた。打った瞬間、村上は打球を悠然と見ながらの「確信歩き」。打球はヤクルトファンが待つ右翼席へと飛び込む今季50号3ランを放った。

 シーズン119試合目での大台は、13年バレンティン(ヤクルト)の111試合、02年カブレラ(西武)の117試合に次ぐ、歴代3位の速さで到達。日本人選手としては、64年王貞治(巨人)、86年落合博満(ロッテ)の122試合目を抜き、日本人歴代最速の記録となった。

 8月28日DeNA戦(横浜)の第4打席目に3試合連発となる49号ソロを放って以来3試合ぶりのアーチで、シーズン60・08発ペース。13年に日本記録の60本塁打を放ったバレンティンに並ぶ可能性も出てきた。

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