ヤクルト村上から逃げない!中日投手陣が真っ向勝負 大野雄が50号被弾も最後まで攻め続けた

[ 2022年9月2日 21:48 ]

セ・リーグ   中日0-5ヤクルト ( 2022年9月2日    神宮 )

<ヤ・中>初回、村上(奥)を打ち取る大野雄(撮影・木村揚輔)
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 中日は2日、ヤクルトと対戦(神宮)し、先発したエース・大野雄大投手(33)が4番・村上宗隆内野手(22)に史上最年少となる今季50号3ランを浴びるなど0―5で敗れた。試合は敗れたものの、この試合前まで村上は9試合連続で四球を選んでおり、他球団がピンチの場面などで勝負を避ける中、中日の投手陣は真っ向勝負した。

 先発の大野雄は初回2死一塁で迎えた第1打席目は外角中心に攻め、最後も外角低めのストレートで遊ゴロに仕留めた。だが、0―0の3回1死一、三塁から史上最年少となる50号3ランを浴びてしまった。

 それでも第3打席目も逃げなかった。6球全てストレートの力勝負で挑み、外角低めを捉えられた強烈な当たりも、遊撃手・土田がジャンピングキャッチの好プレーでリベンジ。

 さらに0―4の6回2死一、三塁で迎えた第4打席目は、2番手の祖父江もストレート勝負した。3球連続内角高めを攻めて、最後は一塁線に強烈な当たりもビシエドが好捕して乗り切った。9回2死三塁からの第5打席目は4番手・福が内角を厳しく突いて3ボールとしたが、そこからフルカウントに持ち込み最後は内角低めのストレートで二ゴロに抑えた。

 村上から逃げることなく攻めた投手陣は5打数1安打と抑えたものの、その1安打が3点本塁打だったのが痛かった。

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2022年9月2日のニュース