待ってたぞ!広島・大瀬良 21日ぶり復帰登板は魂の7回無失点 3連敗中のチームの危機救った

[ 2022年9月2日 21:04 ]

セ・リーグ   広島2-0DeNA ( 2022年9月2日    マツダ )

<広・D>力投する先発の大瀬良(撮影・椎名 航)
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 広島・大瀬良大地投手(31)が2日のDeNA戦に先発し、7回無失点で復活勝利を挙げた。

 大瀬良は不調から2軍降格して以降、実戦登板を経ずに迎える21日ぶり復帰戦だったが、魂のこもった投球で3連敗中のチームの危機を救った。

 DeNA打線に安打を許しながらも得点は許さなかった。4回には1死一、二塁のピンチを背負うが、後続を断って無失点。打線の援護を待った。

 すると4番に入った西川が6回、2死一塁から左中間への適時二塁打を放って先制。復帰戦の大瀬良を後押しした。大瀬良も7回まで92球、6安打無失点に抑える好投。8回にはマクブルームの適時打で1点を追加し、チームに白星を呼び込んだ。

 7月1日の巨人戦で7勝目を挙げて以降、6試合連続で白星から遠ざかり、8月12日の巨人戦で3回5失点で降板してから2軍調整が続いていた。今回は8月12日の巨人戦以来の先発登板。「1軍に呼ばれたということは必要とされていると感じる。調整する時間をもらい、できる限りのことはやってきた。コンディションを上げて、フォームも修正した。あとはチームが勝つために何とかいい投球をしたい」と話していたが、これぞエースという力投で応えた。

 チームは前日の敗戦で、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅したが、エース復帰で、まだまだ望みはありそうだ。

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