巨人、屈辱の40年ぶり大敗 メルセデスが誤算…自己最短1回1/3を6失点KO

[ 2022年7月14日 05:11 ]

セ・リーグ   巨人0-13阪神 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>2回1死、降板となるメルセデス(撮影・坂田 高浩)
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 打てない、守れない、抑えられない…。87年目を迎えた伝統の一戦で巨人が記録的な大敗。原監督は「先発オーダーは昨日と変わってないが、1人だけ変わっていたことでこういうゲーム展開になる」と1回1/3を6失点で降板した先発メルセデスの背信投球を嘆いた。

 打線も散発4安打。7日のヤクルト戦から6試合計58イニング適時打がなく主砲の岡本和は同期間で23打数1安打だ。守備でも2回1死二、三塁での一塁・中田の適時失策を皮切りに今季ワーストタイの4失策。失策直後に中田をベンチに下げるなど勝利へ向けて最善策を打った指揮官は「この展開になったのは原因はある」と指摘した。

 阪神戦での13失点での零敗は同じ甲子園だった82年4月29日に並ぶワーストタイ。40年ぶりの屈辱となった。(花里 雄太)

 ≪最悪タイ≫巨人が阪神に0―13で大敗。阪神戦での2桁失点&零敗は
年・月・日球場 スコア
54・10・25甲子園0―11
82・4・29甲子園0―13
01・5・26甲子園0―10
03・8・28甲子園0―11
04・7・1甲子園0―11
06・6・30東京D0―11
20・8・6甲子園0―11
20・9・17東京D0―11
22・7・13甲子園0―13
と2年ぶり9度目。13失点での零敗は82年以来40年ぶり2度目のワーストタイ記録となった。

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