中日　全員野球でヤクルトに逆転勝ち、立浪監督「出られる選手はチャンス」

セ・リーグ   中日6－3ヤクルト （ 2022年7月13日    バンテリンD ）

＜中・ヤ＞決勝打を放った岡林（中）は、マウンドでナインとハイタッチし勝利を喜ぶ（撮影・椎名　航）
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　中日が逆転勝ちだ。ヤクルトほどではないものの、コロナ禍で中軸の阿部を欠くなどベストメンバーを組めない中、全員野球で勝利をつかんだ。

　相手先発の高橋に4回まで完全投球をされ「屈辱」の2文字がチラついたが、0―3の6回にビシエドの押し出し死球で1点を奪うと、7回には2死満塁から岡林が左翼線へ走者一掃の二塁打で逆転。岡林は4回に古賀の右犠飛を失策し、6回無死満塁でも空振り三振に倒れていただけに「どう取り返すかが大事だと思う。そのチャンスをいただいた」。途中出場の石垣や平田、加藤翔も6回以降の5得点に絡んだ。

　立浪監督は「ヤクルトさんの方が状況が苦しい。どこの球団にもあり得ること。出られる選手はチャンス、やり繰りしていくしかない」とチーム一丸の必要性を強調していた。