阪神・小野寺の欠場に陽川&栄枝の昇格で野手10人体勢も降雨ノーゲームに 平田2軍監督語録

[ 2022年7月14日 16:01 ]

ウエスタン・リーグ   広島―阪神(降雨ノーゲーム) ( 2022年7月14日    由宇 )

平田2軍監督
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 試合開始直後から降り始めた雨の勢いが強まり、1回表終了後に試合は中断。そのまま降雨ノーゲームが宣告された。阪神は小野寺が前日の試合で左肩を痛めて欠場。また、1軍の坂本が近親者の新型コロナ陽性判定を受けて特例抹消となることから、栄枝が試合前のシートノック途中に急きょ2軍首脳陣に呼び出され、甲子園に向かった。離脱するマルテの代役として陽川が昇格したこともあり、この日2軍は出場可能の野手10選手で試合に臨む予定だった。

 以下は阪神・平田2軍監督との一問一答。

 ――天候に恵まれず
 「この時期はもうしょうがない。今日は鈴木がどういうピッチングするか、前回もカープ戦投げたけど。楽しみだったけど、しょうがないよ」

 ――鈴木の次回は
「ここで(登板の)準備したから明日っちゅうわけにはいかんので。明日は川原。(鳴尾に)残留したピッチャーを明日投げさせて。(明日からの3連戦は)川原、藤浪、森木」

 ――小野寺が打撃練習を行わず、スタメンから外れた
 「また昨日ファーストライナーをバッと(捕球しようと)した時に、ちょっと(左肩の)違和感というか。そしたらもうやめとけっと言った。ちょっと癖にね、やっと治ったりしたのがまたファーストライナーとかでバッといったときに痛みじゃないけど、ちょっと衝撃が。それで辞めさせた。今人数がいないから、これ以上また無理してやらせてという訳にはいかないんでね」

 ――小野寺は明日以降、状態を見て
 「そうだな。明日はロドリゲスの状態見て、初めてなんで話をして、どうするのかというところは決めたいけどね。今日の状態、(1軍からの)報告を待って」

 ――起用法はまだ決まってない
 「いやいや、全然そんなことは考えてない。DHにするのか、そういうのも明日見て、今日の練習の報告を聞いての話になるね」

 ――井上は打点がウエスタントップ
 「そうなの?そらこんだけ開幕からずっと4番打ってんだもん。他の奴らは上に行って、リチャードなんかあれやけど、それ(打点トップ)は喜ばしいとは言えん、別に。ホームランなんか少ないやん。そんなもん、開幕からずっと4番打ってて打点がトップ、そら当たり前の話で。リチャードとかが(1軍で)1号2号打ってるの見てたら、やっぱり広大(井上)もそんなことより1軍でああいうリチャードみたいな活躍したいってのがあれやし。そんなもん打点がどうのって、こんだけ長いこと4番打ってたら当然の数字だよ。それより、羨ましいちゅうか、リチャードのような活躍、いいところでホームラン2本打ってるやん。そういう方のがよっぽど、打点が今一番いいからなんて、全然嬉しくともなんともないと思うよ。当然の結果だよ。それは別として、そういう上で成績を。今、状態が上がってきてるんでね。ノーステップやったり、いろんなことがちょっとずつ、結果に出つつあるんで。去年(ウエスタンで)打点王取ったんでしょ。そんなもん興味もくそもないやろ。そんなことより、1軍でやっぱり何としても出たいということの方が強いと思うし、状態を上げていって。だから昨日一本打ったくらいじゃダメだと言ったんだよ。その後の打席は三振とか、内容をもうちょっとよく。今度は凡打の内容とかを求められたりする。そういうところをもっとレベル上げていかなあかん」

 ――待たれるのは本塁打
 「少ないやん、全然。5本くらいやろ。誰が一番打ってんねん、ウエスタンで。リチャードやろ。リチャードはちょこちょこ1軍行っといて9本やで。それも筑後の広いとこやん。こっちは鳴尾浜のあんな狭いとこやんか。やっとちょっと(打球の)角度も出てきて、これからよ。夏場に強いっちゅうとこはあるし、これから調子を上げていけば十分、さっき言ったけどどういうチャンスが巡ってくるかわからん。板山や陽川、そいつらが上がるんじゃなくて、井上ってならんといかん。ファーストっちゅうことで今回陽川が上がったりしてるけど、やっぱり調子のいいやつを1軍は吸い取るよ。結果残してるやつを。当然そういう時に、こっちも井上スタメンで使ってよと言えるような成績と、状態を持っていかなきゃダメよ」

 ――マルテの今後は
 「今後の見込みも何もないでしょ。それはもう昨日の今日で、何の報告もないから別にどうしようもない。今回はかなりかかるどころか、なんとも言えないよ。向こう帰って報告聞いてからになると思う」

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2022年7月14日のニュース