巨人・原監督 今季初借金に「みんなでしっかりそれは受け止めないとね。原因はあるはず」

[ 2022年7月14日 21:15 ]

セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2022年7月14日    甲子園 )

<神・巨>4回2死、右越えに本塁打を放った梅野(左)を見つめる原監督(撮影・成瀬 徹)
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 巨人は阪神との“伝統の一戦”で10年ぶりとなる2試合連続零敗を喫し、2カード連続の負け越し。ついに今季初となる借金生活に突入した。

 巨人の借金1は3年ぶりに負け越してシーズンを終えた昨季最終戦の10月24日以来263日ぶり。4月28日には最大貯金11あったが、7月2日に初めて使い果たし、借金突入危機3度目でついに勝率5割を初めて割った。

 試合後、巨人・原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――昨日に続き、打線がつながらず…

 「ねぇ。(つながったのは)3連戦の初回の3点でね(苦笑い)。まあ、まずはやっぱり攻撃陣がしないといけませんね。つながりも含めて、つながってこないとね」

 ――ウォーカーは2番に戻した。ちょっと悩んでいるようにも見えてしまう

 「まあまあ、でも、ね。残している数字というのは立派なんだから、胸を張ってやらないとね。悩む必要はないよね」

 ――切り替えることが大事ですか

 「そうですね」

 ――シューメーカーは粘っていた

 「今日は躍動感出てきていたし、らしさは出てきたと思いますよ。まあ欲を言えば、4回の2アウト、ダブルプレーを取った後のね(梅野の本塁打)。あれは失投だったかなという気がするけどね。まあ、でもよく、次もまた期待できるピッチングをしたと思います」

 ――これで勝率が5割を切った

 「まあまあ、それは。なんていうかな、みんなでしっかりそれは受け止めないとね。原因はあるはずですからね。やはりそれを修正していくというところですね」

 ―先制された試合が引き分けを挟んで5連敗

 「やっぱり“精神力の強い”というものが、そういうことでそうなんですと言ったら、やっぱり精神力的には弱いという感じに認めてしまうから、なかなか認めたくはないね」

 ――中島の抹消理由は肉体的な問題か

 「いやいや、チーム事情ですね。ピッチャー陣が、というところでね。昨日、ナカジともちゃんと試合終わって話をしてね。ちゃんとフォア・ザ・チームも持ってくれている人だからね。いい形でまた戻ってきてくれると思います」

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