巨人、屈辱まみれの借金生活突入 阪神投手に2戦連続完封負けは37年ぶり、左腕では江夏豊以来53年ぶり

[ 2022年7月14日 21:00 ]

セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2022年7月14日    甲子園 )

<神・巨>7回無死一塁、投手交代を告げてベンチに戻る原監督(撮影・北條 貴史)
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 巨人は阪神との“伝統の一戦”に完敗。数々の屈辱的な数字が並んだ。

 前夜は西勇、ケラーの継投に4安打零封され、0―13の大敗。阪神戦での13失点零敗は1982年4月29日以来40年ぶりのワーストタイとなっていたが、その悪い流れはこの日も変わらなかった。

 相手先発左腕・伊藤将に4連続を含む9三振を喫し、わずか4安打で完封負け。巨人が2試合連続零敗を喫するのは昨年10月6、7日のヤクルト戦(神宮)以来だが、阪神戦に限ると2012年4月6、7日(甲子園)以来10年ぶりとなった。

 伊藤将には5月22日にプロ初完封を許しており、2試合連続で完封された。巨人が阪神戦で2試合連続同じ投手に完封されるのは1985年5月18日、6月8日のリッチ・ゲイル以来37年ぶりで、左腕では1969年4月23日と5月10日の江夏豊以来53年ぶりとなった。

 巨人はこの日の連敗でついに借金生活へ突入。巨人の借金1は3年ぶりに負け越してシーズンを終えた昨季最終戦の10月24日以来263日ぶりとなった。4月28日には最大貯金11あったが、7月2日に初めて使い果たし、借金突入危機3度目でついに勝率5割を初めて割った。

 なお、巨人打線は6日のヤクルト戦(東京D)で吉川が放ったサヨナラ打を最後に7試合67イニング適時打なしとなっている。

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