日本ハムの“熊さん”ポンセが来日初勝利 「いつも通り楽しんで」好投7回1失点

[ 2022年7月14日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー2楽天 ( 2022年7月13日    静岡 )

<日・楽>来日初勝利のポンセ(右)は新庄監督と笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムの新外国人右腕のポンセが来日5度目の先発で7回6安打1失点と好投し、待望の来日初勝利。「いつも通り楽しんで、チームの勝利に貢献するために最少失点で切り抜けようと思っていた」と笑顔で振り返った。

 雨が降る悪条件でも持ち味の動く直球を軸に力投。0―0の7回に太田の右前適時打で先制を許したが、直後に木村が逆転3ランを放ち、白星を手にした。ベンチで隣に座っていたヌニエスから「凄いことが起こるぞ」と声をかけられた直後、予言通りの一発が飛び出して大喜びだった。

 日本での愛称「熊」の文字を腕に彫る身長1メートル98の陽気な右投手。記念球を9回を締めた堀からもらい「明日ビッグボスにサインをもらう」と笑顔。新庄監督は「投げるたびによくなっている。次も楽しみ」と期待した。

 《今季5試合目》ポンセが今季5試合目の登板で来日初勝利。今季の外国人投手の白星は7勝のロメロ(ロ)を筆頭に25人目。日本ハムではポンセが初めてで、全球団で外国人が白星をマークしたことになった。なお、日本ハムの外国人投手が静岡で勝利投手となるのは74年8月7日近鉄戦ケキッチ以来48年ぶりだ。

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2022年7月14日のニュース