阪神・山本、古巣・巨人相手にプロ初4安打! 左右不問の大暴れ「成長している姿を見せることができた」

[ 2022年7月14日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神13―0巨人 ( 2022年7月13日    甲子園 )

<神・巨>8回2死一、三塁、山本は中前適時打放つ(投手・鍬原)(撮影・北條 貴史)
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 仕事人ヤスが本領発揮だ。「7番・二塁」でスタメン出場した阪神・山本が古巣・巨人相手にプロ初の4安打の大暴れ。矢野監督も頼りにするマルチプレーヤーが、甲子園で打撃開眼をアピールした。

 「4安打は初めて。やっぱり4本打ったら自信になります」
 3回は先頭打者で体勢を崩しながらも、戸根の変化球を右に追っつける“芸術打”から中野の適時打につなげると、7回は遊撃内野安打で4度目の猛打賞。勢いに乗って、8回2死一、三塁から鍬原の150キロを中前適時打。初体験に目を細めた。

 「しっかり狙い球を絞って、メルセデスを攻略できたのが良かった。練習の段階から準備したからこそだと思います」

 左腕から2安打、右腕から2安打の固め打ちにも手応えを感じていた。「左右(の投手)に関係なく使ってもらえるようにやるだけ」。巨人相手も15打数7安打で打率・467で5打点。「成長している姿を見せることができたのは良かった」と敵将も脱帽の内容だった。(鈴木 光)

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2022年7月14日のニュース