巨人・原監督 中島の登録抹消理由は「チーム事情」「ピッチャー陣が、というところでね」

[ 2022年7月14日 21:25 ]

セ・リーグ   巨人0―3阪神 ( 2022年7月14日    甲子園 )

巨人・中島
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 巨人は14日の阪神戦(甲子園)前に中島宏之内野手(39)を今季初めて登録抹消。代わりに育成出身のルーキー右腕、菊地大稀投手(23)を出場選手登録した。

 相手先発左腕・伊藤将に2試合連続完封負けを喫し、今季初の借金生活突入となった試合後、巨人の原辰徳監督(63)はこの入れ替えについて、中島の「肉体的な問題か」と報道陣に問われると「いやいや」と否定。「チーム事情ですね。ピッチャー陣が、というところでね。昨日、ナカジともちゃんと試合終わって話をしてね。ちゃんとフォア・ザ・チームも持ってくれている人だからね。いい形でまた戻ってきてくれると思います」と説明した。

 中島は今月31日に40歳の誕生日を迎えるチーム最年長選手。5月17日の広島戦(宇都宮)では巨人移籍後初、通算8度目となるサヨナラ打を放つなど、ここまでプロ通算1920安打を放っている。今季成績は46試合に出場して打率・250(84打数21安打)、1本塁打、19打点。得点圏打率は・344(32打数11安打)、1本塁打、19打点で、一塁手として先発出場のほか、代打の切り札的な起用でも結果を出していた。7日のヤクルト戦(東京D)では4打数3安打で今季初の猛打賞もマーク。前日13日の阪神戦(甲子園)では0―13で迎えた9回に代打で登場、相手2番手右腕・ケラーの157キロ直球にハーフスイングで空振り三振していた。

 なお、中島との入れ替えで1軍再昇格を果たした菊地はこの日の阪神戦で8回に3番手として登板。1回を投げ、2死から糸原に中前打されたものの、近本、佐藤輝、山本から3三振を奪う無失点好投を見せている。

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