19打席ぶり安打の広島・秋山は「地元で打てたので変わってくるのかなと」 佐々岡監督がきっかけに期待

[ 2022年7月14日 22:26 ]

セ・リーグ   広島3-4DeNA ( 2022年7月14日    マツダ )

<広・D>戦況を見つめる秋山(中央) (撮影・奥 調)
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 広島は14日のDeNA戦に敗れ、連勝ならず。一夜にして再び4位に転落した。それでも鯉党の溜飲が下がる場面もあった。「3番・中堅」でスタメン出場した秋山翔吾外野手(34)が19打席ぶりの安打を放った。

 3点差を追う4回、1死二、三塁で、DeNA先発・石川から外角低めの144キロを右前へ運ぶ適時打。スタンドからも大きな拍手が降り注いだ。秋山は「安打でいい形でつないでもらったので、前に飛ばすだけだと思って打ちにいきました。抜けてくれて良かったです」との談話を発表した。

 試合後、佐々岡監督は「昨日も内容は悪くない感じがしました」と無安打が続いていた前日13日について語り、さらに「今日のタイムリーでまた、良い打球を打っているので、気持ち的にも地元で打てたので変わってくるのかなと思います」と話した。

 秋山は8日の中日戦で広島デビュー。いきなり2安打を放つ活躍を見せていたが、8日の第4打席から無安打が続き、前日まで17打席連続無安打。12日のDeNA戦では自身初となる1試合、4打席4三振を喫するなど、珍しく結果が出なかったが、この一打でトンネルを脱出しており、さらなる浮上に佐々岡監督も期待を込めていた。

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