元巨人監督・堀内さん「中田は実績のある選手。プライドもある」 前夜の選手交代に疑問符

[ 2022年7月14日 18:57 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球評論家の堀内恒夫さん(74)が14日、自身のブログを更新。前日13日の阪神戦(甲子園)に0―13の大差で敗れた古巣・巨人の選手起用法に疑問を投げかけた。

 まずは来日最短となる2回途中6失点(自責3)KOを喫した先発左腕・メルセデスについて「本人の調子も悪かった。それに加えて味方のエラーが出た」などと触れた上で「しかし、驚いたのは2回。メルセデスと一緒に直前にエラーした中田までも交代となった」と2回1死一、三塁でメルセデスが降板する際、直前にタイムリーエラーを犯した中田も同時にベンチへ下げて22歳の増田陸を一塁守備につかせた場面を振り返った。

 そして、「ベンチにどういう意図があったのだろうか」とこの選手交代を疑問視。「中田は実績のある選手。プライドもある。見たままの情報だけだとエラーしたから交代と受け取ってしまう。それが気になった」と続けた。

 また、これまで再三に渡って堀内さんが苦言を呈しているリリーフ陣の起用法についても「昨日は6人も出てきた。投げる順番も回数もそう。勝ちパターンなのかそうでないのか。本気で方針を考え直さないと投げる選手たちは頭も心も使えないただただ投げる機械になってしまうよ。機械は部品が摩耗したりメカニックが少しずれただけですぐに壊れてしまう」と警鐘を鳴らしていた。

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2022年7月14日のニュース