借金危機の巨人、ベテラン中島を今季初めて登録抹消 前夜阪神戦ではハーフスイングで空振り三振

[ 2022年7月14日 16:23 ]

巨人・中島
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 日本野球機構(NPB)は14日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、巨人は中島宏之内野手(39)を今季初めて抹消した。代わりに育成出身のルーキー右腕、菊地大稀投手(23)が登録されている。

 中島は今月31日に40歳の誕生日を迎えるチーム最年長選手。5月17日の広島戦(宇都宮)では巨人移籍後初、通算8度目となるサヨナラ打を放つなど、ここまでプロ通算1920安打を放っている。

 今季成績は46試合に出場して打率・250(84打数21安打)、1本塁打、19打点。得点圏打率は・344(32打数11安打)、1本塁打、19打点で、一塁手として先発出場のほか、代打の切り札的な起用でも結果を出していた。7日のヤクルト戦(東京D)では4打数3安打で今季初の猛打賞もマーク。前日13日の阪神戦(甲子園)では0―13で迎えた9回に代打で登場、相手2番手右腕・ケラーの157キロ直球にハーフスイングで空振り三振していた。

 巨人は現在44勝44敗1分けで、最大11あった貯金がゼロに。この日の阪神戦(甲子園)に敗れると、今季初の借金生活に突入する。

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2022年7月14日のニュース