巨人、2日連続で得点機逃す 吉川安打出塁も盗塁死、直後に連続四球も岡本和の安打性打球が美技に阻まれる

[ 2022年7月3日 15:29 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2022年7月3日    マツダ )

<広・巨>4回、選手交代を告げる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は2試合連続で手痛い得点機を逃した。

 0―3で迎えた5回だった。まずは先頭の大城が12試合ぶりとなる4号ソロを放って1―3と2点差に迫り、1死後、吉川が右前打を放って出塁した。だが、吉川は続くウォーカーの1球目で相手先発右腕・九里のけん制球に一塁ベースを飛び出し、一、二塁間に挟まれた末に盗塁死。あっという間に1死一塁が2死走者なしとなった。

 それでもウォーカー、丸が連続四球で出て2死一、二塁。主砲・岡本和に一発が出ればたちまち逆転という場面を迎えた。だが、岡本和が1ボールから2球目の外角スライダーを叩いた鋭い打球を中堅手・上本が前進してダイビングキャッチする超ファインプレー。巨人の追加点のチャンスは消滅した。

 巨人は前日2日も0―0のまま迎えた6回に吉川が右中間フェンス直撃の三塁打を放つも、続く丸の投ゴロに飛び出した吉川が三本間に挟まれてタッチアウト。2死一塁となってから打席に入ったウォーカーの打球は鋭い当たりとなった左翼へ飛んだが、これを羽月がダイビングキャッチする超スーパープレーを見せて、巨人の先制機は無得点に終わっている。

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