巨人、3位転落&借金阻止! 坂本の2打席連発含む4発お見舞い 大勢23セーブで締めた!

[ 2022年7月3日 17:00 ]

セ・リーグ   巨人7―5広島 ( 2022年7月3日    マツダ )

<広・巨>7回、勝ち越し2ランを放った坂本(撮影・河野 光希)
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 巨人は打線に4本塁打が飛び出して広島に競り勝ち、連敗を3でストップ。5月16日以来48日ぶりとなる3位転落と今季初の借金生活突入を阻止した。

 2カ月ぶり先発となった3年目右腕・堀田が4回途中3失点KO。だが、打線が奮起した。5回、女房役の大城に4号ソロが出て1点を返し、1―3と2点差。6回には主将の坂本に75日ぶりとなる4号ソロが出て2―3と1点差に迫ると、この回、大城の併殺打でもう1点を加えて3―3の同点とした。

 7回には坂本に昨年9月15日のDeNA戦(東京D)以来の2打席連発となる5号2ランが出て5―3と勝ち越し。その裏、5番手右腕・赤星が味方の失策も絡んで2点(自責0)を失い、5―5と再び同点となったが、8回には吉川が左中間へ適時二塁打を放って6―5と勝ち越し。9回には丸に17号ソロも飛び出して2点差をつけ、最後はドラフト1位守護神・大勢が今季23セーブ目を挙げて逃げ切った。

 なお、坂本は2本塁打を含む3安打を放ち、今季5度目&通算176度目となる猛打賞。立浪和義(中日)を抜いて歴代単独7位に浮上した。その一方で、坂本が初回に羽月の邪飛を落球して今季9個目の失策を犯し、巨人は12球団最速のシーズン50失策に到達。7回には岡本和も三ゴロを後逸して81試合目にして51失策となった。昨季は12球団最少の45失策(143試合)だった。

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