ヤクルト小沢、プロ初先発で5回3失点で勝利投手の権利 先月26日支配下登録の苦労人が仕事

[ 2022年7月3日 20:13 ]

セ・リーグ   ヤクルトーDeNA ( 2022年7月3日    神宮 )

<ヤ・D>ヤクルト先発・小沢(撮影・村上 大輔)
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 ヤクルトの小沢怜史投手(24)が3日のDeNA戦(神宮)でプロ初先発。5回を投げ8安打3失点で、勝利投手の権利を得て降板した。 一球速報

 初回、桑原、森に連打を浴び無死一、二塁のピンチを背負ったが、佐野を二ゴロ併殺に斬るなど無失点で切り抜けた。5点の援護をもらった直後の2回には無死満塁となったが、嶺井の中犠飛による1失点に抑えた。5回に牧の左前適時打などで2点を失い、苦しんだが、大量援護にも助けられて5回を投げ切った。その裏に代打が出てお役御免となった。

 小沢は日大三島から15年ドラフト2位でソフトバンクに入団も、20年オフに戦力外に。トライアウトを経てヤクルト入りした。昨年秋に横手投げへフォームを変更、先月26日に育成から支配下登録され、同日の巨人戦で移籍後初登板を果たした。その巨人戦では、1―5の3回無死満塁から2番手で登板し、4回2失点と好救援して逆転勝ちに貢献、前回は即出場選手登録されたことで「014」のユニホームで登板したが、今回は支配下の背番号「70」で本拠地のマウンドに立った。7年目の苦労人が役割を果たした。

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