北海道の女子軟式野球チームが日本ハム戦で場内スタッフ 「緊張したけど楽しかった」

[ 2022年7月3日 20:35 ]

「FIGHTERS GIRLS SERIES 2022」の一環でソフトドリンク移動販売を務めた北海道で活動する女子軟式野球選手(球団提供)
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 北海道内で活動する女子軟式野球チームの延べ33選手が、日本ハムが開催する「FIGHTERS GIRLS SERIES 2022」期間中の7月2、3日のオリックス戦(札幌ドーム)で場内スタッフを務めた。

 参加したのは苫小牧ガイラルディア、函館BBCヴィーナス、札幌ブレイク、札幌プログレス、オホーツクスマイリーズ、函館ドルフィンズ、札幌シェールズの7チーム。選手たちはボールガールやスタンドでのファウルボール回収、ソフトドリンク移動販売、試合後の野球教室スタッフ補助など、それぞれの業務に分かれ所属チームのユニホームを着用して担当した。

 今回が初めての試み。北海道内で活動している女子軟式野球チームの認知度を高め、選手たちに今後の競技意欲向上につなげてもらいたいと、ファイターズベースボールアカデミーのコーチ陣が企画した。

 ボールガールを担当した札幌ブレイクの廣田優芽花さん(13)は「緊張しましたが楽しかったです。チームではセンターを守っているので、グラウンドの目線で外野手の動きが見られて勉強になりました」と充実した表情。三塁側内野スタンドでファウルボールが飛んだ際に警笛を鳴らし、ボールを回収したオホーツクスマイリーズの石川舞倖さん(13)も「打球が速くて迫力を感じました。お客さんがたくさん入って盛り上がる中、私もプレーしてみたいと思いました」と笑顔で振り返っていた。

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