オリックス 首位から1日で陥落 落球エラーの来田に中嶋監督は奮起期待「自分ではね返すしかない」

[ 2021年9月9日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1-4ロッテ ( 2021年9月8日    ほっと神戸 )

<オ・ロ>8回、角中の打球を落球した来田(撮影・亀井 直樹)
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 オリックスは首位攻防第2ラウンドとなった8日のロッテ戦に逆転負けし一夜で首位を明け渡した。3試合ぶりに「1番左翼」で先発したルーキーの来田涼斗外野手(18)が先制の2号ソロを放ったが、同点の8回に犯した失策がレオニス・マーティン外野手(33)の決勝3ランにつながった。

 劇的なサヨナラ勝ちで奪った首位の座から一夜にして転落。勢いを持続することなく敗れたオリックスの中嶋監督は3安打1失点と好投した山崎颯を援護できなかった打線を敗因に挙げた。

 「援護できたらよかったが、なかなか難しかった。向こうも非常に丁寧に投げていたし、コントロールも良かった。それを上回るものをやっていかないといけないんだろうなと思う」

 吉田正、T―岡田らを故障で欠く中、3番・宗、4番・杉本、5番に復帰したジョーンズを配した中軸が機能しなかった。ロッテ先発・二木の丁寧な投球にかわされ、宗とジョーンズはともに無安打。ロッテ戦で今季11本塁打を放っている杉本は4回に右翼線二塁打を放ち、相性の良さを見せたが、一度も走者を置いた場面で回ってこなかった。

 守備にも決勝点につながる痛い失策が出た。雨脚が強まった8回、1死から角中が放った左翼への高いフライを来田が落球。中村奨四球の後、4番手の吉田凌がマーティンに右中間へ痛恨の3ランを被弾した。1番で起用された来田は4回先頭でチーム初安打となる先制の2号ソロ。「しっかり芯で捉えることができた」と期待に応えたが、9回先頭で空振り三振に倒れると、バットをたたきつけて悔しがった。

 痛い1敗に違いないが、若いチームは優勝争いの中で失敗しながら成長していくしかない。指揮官は「やってしまったものを消すことはできないが、これを自分でどう思うか。自分ではね返すしかない。やってもらいましょう」と18歳の成長株に奮起を促した。(中澤 智晴)

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