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【ダルと一問一答】歴代2位タイ79勝目も「時代も相手も違う」 欠場大谷には「100%来ると」

[ 2021年9月9日 15:25 ]

<パドレス・エンゼルス>2回1死一、三塁からスタッシの右飛でタッチアップを狙った3走・ウオルシュを右翼手タティスが好返球で刺殺し、ダルビッシュもガッツポーズ(撮影・沢田 明徳)
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 パドレスのダルビッシュ有投手(35)はサンディエゴでのエンゼルス戦に先発し、6回を3安打1失点、7三振1四球で自身の連敗を7で止め、6月21日以来の8勝目(9敗)を挙げた。メジャー通算では79勝とし、ヤンキースなどで活躍した黒田博樹と並んで日本投手歴代2位となった。試合は8―5だった。

 以下、試合後の主な一問一答。

 ――投球全体について。
 「昨日(エンゼルスのジョー・)マドン監督と話して、“フィーリング通りに投げればいい”と言われたんですけど。自分は感覚が凄く鋭いので。勝手に感覚だけで投げれるので。フィーリングをフォローするだけで。頭が投げさせたいように投げました。元々、自分は何も考えないで投げたことがない人なので、ジョーにはそう見えたのかもしれないけど、僕の奥底にあるフィーリングは誰にも分からない。初めて自分のフィーリングだけに頼って投げたって感じです」

 ――投球の変化、腰や股関節の状態について。
 「確かに腰や股関節も凄く良くはなってきているし、だから体ごと、自分の感覚に初めて頼ることができた。それは一つの理由だと思います」

 ――感覚で投げたことについて。打者を見て投げたなど。
 「打者のことを見るとかしていない。単純に感覚で次に投げる球を決めていた。足を上げるっていうところだけ僕の作業。そこからは勝手に動くので。そんな感じです」

 ――前日はマドン監督だけでなく古巣・日本ハムの後輩にあたる大谷とも話した。
 「だいぶ会っていなかったので久しぶり会えて凄くうれしかったですし。今日対戦したかったけどなかったので凄く残念です」

 ――6月21日ぶりの白星。白星の意味は。
「すごい苦しんではいましたけど、いろいろな部分で。いざ勝ったらなんでもないって感じはします」

 ――日米通算79勝目は黒田博樹氏に並び歴代2位。
 「投げている時代も、チームも、相手も全然違うので比べることは全くできないですし。今まで投げてきた、違う国で投げることは凄く大変なことだと思う。こっちに来てマイナーでも独立リーグでも1球でも投げた人に対して、全ての人にし対して僕は尊敬を持っている。何勝がどうとか僕はないです」

 ――後半戦の苦しみはどう言葉に表せるか。
 「野球がどうというよりも、人間としてとか、人生とか、人間関係とかにそこですごく悩んでいた。そこで自分としてはタフな2、3カ月だった。オールスター前くらいかな、そういうことになったのは。自分の妻にも凄く迷惑をかけましたし、ずっと支えてもらっていましたので、妻に対して本当に感謝したいと思います」

 ――感覚だけで投げるのは日本ハム時代もなかったか。
 「ないです。試合前のブルペンで、投げる前に投手コーチに“きょうおれ初めて何も考えずに投げる”(と言った)。最後のリリースポイントの自分の感覚すごく覚えているんですよ。そのリリースポイントを表現できるまで、奥底にある感性に任せる。最後の自分のリリースポイントにきたら、初めて投げるっていう感覚。次がそれがうまくいくか分からないですけど、きょうはそれが上手くいった感じ」

 ――代打待機していた大谷のベンチでの姿が目に入ったか。
 「チラチラみるというより、100%来る(出場する)と思っていた。最初はライトで来ると思っていたので。でも、代打では確実で来るだろうということで頭ではイメージできたいましたし、来ないまま終わったので何だったんだろうっていう感じですけど(笑)」

 ――かつて大谷について投打だけでなく、走塁まで素晴らしいと評価していた。
 「どっちもやるっていうのは好きじゃないとやっぱり疲れるんですよ。皆さんゴルフされる方もいますけど、全く関係ない仕事だったら朝起きるのきついけど、ゴルフだったらパンと起きてすぐ行けるってあるじゃないですか。そういうことがたぶん彼の頭に起きているのかなって僕はいつも思っていて。ジョーとも話しましたけど、エンゼルスとジョー・マドンが上手いこと大谷選手の疲労とか管理しているんだなと昨日話していて感じました」

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