智弁和歌山・高嶋奨哉がHR 高嶋仁名誉監督は金言生かした孫の一発に「ぴったんこですね。88点」

[ 2021年8月26日 14:03 ]

第103回全国高校野球選手権 準々決勝   智弁和歌山9-1石見智翠館 ( 2021年8月26日    甲子園 )

<石見智翠館・智弁和歌山>2回無死、智弁・高嶋は左越えソロを放ちガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第13日は26日、甲子園球場で準々決勝が行われ、4大会連続出場の智弁和歌山(和歌山)が2大会連続出場の石見智翠館(島根)を9―1で下し、準決勝進出を決めた。

 高嶋仁名誉監督の孫・奨哉(3年)は「7番・三塁」で先発出場し、4打数1安打1打点。2回に甲子園初アーチとなる左越えソロを放った。

 観戦した高嶋仁名誉監督は「“タイミングをしっかり合わせて”と昨日(電話で)話しをしたんですけど、ぴったんこやったですね。本人も手応えがあったのか、打った瞬間にこう(ガッツポーズ)やってましたから、自分で手応えを感じていたと思います」と孫の活躍を喜んだ。

 高嶋は4打数1安打ながら、凡退した打席でも鋭い当たりを放ち、高嶋仁名誉監督は「後の打撃も見ていたが、悪くなかった。タイミングも合っていた。たまたまゴロで正面にいっただけで、良い感じでバットを出していましたね」と分析した。

 初戦は2安打を放ち、2戦目は本塁打と躍動する孫に「88点くらいかな。100点とかいったら天狗になる。打てるボールをしっかり打っていました。そういう面ではもう言うことないですよね」と目を細めた。

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2021年8月26日のニュース