明徳義塾・馬淵監督 悔しサヨナラ終戦「甲子園で27個目のアウトを取るのは、いつも苦労しますね」

[ 2021年8月26日 16:02 ]

第103回全国高校野球選手権 準々決勝   明徳義塾2-3智弁学園 ( 2021年8月26日    甲子園 )

<明徳義塾・智弁学園>9回サヨナラ負にグラウンドを後にする明徳義塾・馬淵監督(左から二人目)(撮影・後藤 正志)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第13日は26日、甲子園球場で準々決勝が行われ、2大会連続出場の明徳義塾(高知)は同じく2大会連続出場の智弁学園(奈良)に9回サヨナラ2-3で敗れ、準決勝進出を逃した。

 4回に1点ずつを取り合って、5回以降はともに無得点。そんな緊迫した試合を動かしたのは明徳義塾の5番・代木だった。9回、先頭で打席に立つとカウント2-0からの131キロ直球を強振。バックスクリーンに運んで、勝ち越しに成功した。しかし、直後に2点を奪われて逆転サヨナラ負け。5年ぶりの夏4強に“王手”をかけながら、悔し過ぎる終戦となった。

 馬淵史郎監督は「甲子園で27個目のアウトを取るのは、いつも苦労しますね」と第一声を発した。「安心はしていなかったけれど、やはり勝ち切るのは難しいですね」と渋い表情。サヨナラにつながる9回無死一塁、相手のバスターが成功した場面について、「バントをやらせていれば、相手がエンドランで来ることはなかったのではないか…」と最後まで悔しそうだった。

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