巨人 菅野を出場選手登録 147日ぶり奪首かかる広島戦で56日ぶりマウンドへ 直江は抹消

[ 2021年8月26日 15:46 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2021年8月26日    東京D )

巨人・菅野
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 日本野球機構(NPB)は26日、セ・パ両リーグの出場選手登録および抹消を発表し、コンディション不良により東京五輪の侍ジャパンメンバーを辞退した巨人のエース、菅野智之投手(31)が登録された。代わって前日25日の広島戦(東京D)で自己最短の1回1/3で6回3失点KOされ、プロ初勝利を逃した直江大輔投手(21)が登録抹消となった。菅野は同日ナイターで行われる広島戦(東京D)に予告先発する。

 菅野は今季3度の登録抹消を経て7月1日に再登録され、同日の広島戦(東京D)で先発するも3回途中4失点で降板。直球のMAXも145キロにとどまった。翌2日に4度目の登録抹消となり、3日には選出されていた東京五輪の侍ジャパンメンバーをコンディション不良により辞退。8月19日のイースタンリーグ・ロッテ戦(ジャイアンツ球場)では4回3安打1失点で最速150キロをマークし、22日のDeNA戦(東京D)前に1軍練習へ合流していた。

 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は現在2連勝中。首位・阪神とは1ゲーム差に詰めており、勝てば4月1日以来147日ぶりの首位に浮上する可能性もある。25日の試合後、原辰徳監督(63)は「「2つ勝った中でね、本人は相当プレッシャーもあるでしょうけどもね、のびのびと智之らしく放ってくれたら。それを打線がね、カバーできるように戦っていきたいと思います」と話していたが、56日ぶりの1軍マウンドに上がるエースの投球に注目が集まる。

 また、菅野とともに戸根千明投手(28)も出場選手登録されている。

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2021年8月26日のニュース