大谷翔平 9勝目ならず 5回4失点で勝ち権利も救援陣リード守れず、エ軍逆転負け

[ 2021年8月26日 11:25 ]

ア・リーグ   エンゼルス6―10オリオールズ ( 2021年8月25日    ボルティモア )

<オリオールズ・エンゼルス>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳) 
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は25日(日本時間26日)、敵地ボルティモアでのオリオールズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。ベーブ・ルースの生誕地、ボルティモアで初の先発マウンドに上がり、5回5安打4失点で勝ち投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて9勝目はならなかった。勝ち投手になれば、1918年のルース以来となる同一シーズン2桁勝利&2桁本塁打にあと1勝となっていた。打っては4打数無安打3三振だった。エ軍は6―10で敗れて借金2となった。一方、オ軍は連敗を「19」でストップした。

 大谷は今季19度目の先発登板で、投打同時出場は16度目。初回は先頭のムリンスに初球を中越え本塁打、2死から4番・サンタンダーにも右越え本塁打され、メジャー移籍後初めての1試合複数被本塁打となった。味方打線が同点に追いついた2回は3者凡退、3回は安打されるも得点は与えなかった。味方打線が4点を勝ち越した直後の4回は5番・スチュワートに左越え2ランを被弾、日米通じて初めての1試合3被本塁打で2点差に迫られたが、5回は3者凡退に抑えて勝ち投手の権利を獲得してマウンドを降りた。しかし、救援陣が7回に1点差となさ、8回には5失点して逆転された。

 打っては、オ軍の先発右腕エリスと対戦した初回無死の第1打席は空振り三振、3回無死の第2打席も空振り三振。右腕グリーンと対戦した4回1死一塁の第3打席は一ゴロ、右腕サルサーと対戦した6回2死一塁の第4打席は空振り三振に倒れ、打率は・267となった。

 前日24日(同25日)の同カードは「1番・DH」で打者として先発出場し、4打数1安打2四球だった。

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