夏の甲子園初!準決勝は4校全て近畿勢 1日3試合のサヨナラ決着は31年ぶり4度目

[ 2021年8月26日 19:12 ]

甲子園球場
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 全国高校野球選手権大会第13日は26日、甲子園球場で準々決勝が行われ、京都国際、智弁和歌山、智弁学園(奈良)、近江(滋賀)が準決勝に進んだ。準決勝の組み合わせは近江―智弁和歌山、智弁学園―京都国際で、夏の甲子園では史上初めて、ベスト4全てが近畿勢となった。

 また、1日3試合がサヨナラ試合という接戦が展開。1日に3試合サヨナラ決着となったのは、夏の甲子園では61年8月13日の1回戦(銚子商、報徳学園、崇徳)、73年8月9日の1回戦(高松商、作新学院、銚子商)、90年8月13日の2回戦(山陽、秋田経法大付、星林)以来4回目で、準々決勝では初めてとなった。

 初出場の京都国際は、同点の9回に相手失策で決勝点を挙げ敦賀気比(福井)に3―2でサヨナラ勝ち。智弁和歌山は15安打集め、石見智翠館(島根)に9―1で快勝し15年ぶりのベスト4。智弁学園は1―2の9回、無死満塁から押し出し死球で追い付き、岡島が右前に適時打を放ち明徳義塾(高知)に3―2で逆転サヨナラ勝ちして26年ぶりのベスト4。近江は9回に4点差を追いつかれたが、その裏、1死一塁から春山がサヨナラタイムリーを放って神戸国際大付(兵庫)を7―6で下した。ベスト4入りは26年ぶり。

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2021年8月26日のニュース